代表の吉田です。
先日、Incubate Fund が主催する「Incubate Camp 7th 」(以下、キャンプ)に参加してきました。キャンプの概要は以下の通りです。
シードラウンドの資金調達を希望するスタートアップのみならず、サービスをリリース済みでさらなる事業成長を目指し資金調達を希望するアーリーステージのスタートアップまで参加対象に広げ、起業家/投資家合同経営合宿『Incubate Camp 7th』を、2014年10月24日(金)、25日(土)に開催致します。
2回目の参加
実は昨年にも参加したことがあり、今回のキャンプは2回目の参加となります。マンションマーケットとしても、資金調達を行いサービスの成長を早めるタイミングに来た、と考えていたこともあり、参加させていただくことにしました。
一泊二日で行われるキャンプの内容は、1日目に事業のブラッシュアップを投資家とおこない、2日目の午後からピッチするというもの。今回は前回までのキャンプとは参加者の事業進捗の度合いが違い、事業をスタートしている起業家が多く、大きくプランを変更しているところは少なかったのではないかと思います。
担当していただいた投資家とのブラッシュアップの内容は、サービスの視野を広げたり、提供価値を磨いたり、リアルな事業戦略を詰めたり、対投資家向けプレゼンのアドバイスなど、多岐に渡っています。今回は参加した投資家全員と15分ずつメンタリングする機会もあり、投資家の見ている視点を学ぶこともでき、ヒヨッコスタートアップの私としては、非常に勉強になりました。投資するかどうかも決まっていないのに、2日間も全力で起業家と向かい合うドMな投資家さんばかりで、素直にすごいなぁと思っています。(もちろん将来の投資先候補になる可能性もあるのですが、それを差し引いてもすごい)
キャンプを終えて
2日目のピッチを終えて、ランキングが発表されるのですが、マンションマーケットは残念ながら、入賞ならず…。(後日、4位だったとフィードバックをもらいました。惜しい。)
残念な結果でしたが投資検討をしてもらうために、自分たちがやろうとしているビジネスを知ってもらえたことは大きい収穫だったと思います。また、投資家によって視点もまったく違い、事業をスケールさせるためのヒントを得られたことはとても良かったなぁと思います。一方で、マンションマーケットの事業領域である「不動産」は、受け手の業界に対する課題意識や理解度によって、様々な捉え方があるということも学びました。
日本経済の発展には、新興企業(ベンチャー)が絶対に必要だと考えているのですが、そのベンチャーを支える投資家・VCさんの本気度が伝わってきて、役割は違えど、志を共にしてくれるサポーターがいることは日本にとってとても良いことだと実感した2日間でした。(ほんと偉そうに言ってすみません)
マンションマーケットとしても、次のフェーズに進むタイミングだと考えているので、近いうちに何かしらの発表ができるように進めていきます。